意味がなければスイングはない

books170430

近所の公園から桜の花びらがベランダにひらひらと舞い落ちてきたのは、つい最近だったと思ったけれど、気付けば今日で4月が終わる。春の陽気のせいか、さて、本を読もうと思って寝転がると、ついうとうとして読書がはかどらない。今は堀江敏幸の『バン・マリーへの手紙』(中公文庫)を読んでいる。

恩田陸の『木曜組曲』(徳間文庫)が面白かった。映画を先に観ていたので、何となく原作は読まなくてもいいかなと思っていたのだけど、映画の内容もうろ覚えになってきたので読んでみた。

四年前に亡くなった人気作家・重松時子の家に集う女たち。洋館に閉じこもって美味しい料理と酒を楽しみながら五人の女が時子が死んだ当時のことを振り返り、語り合う。そして、互いに腹の探り合いをしながら、それぞれが時子の死の真相に近付こうとする。

『蛇行する川のほとり』を読んだ時もそうだったけれど、古風なミステリーといった感じで、やはりアガサ・クリスティの小説のようだと思った。とは言え、私はそれほど熱心なクリスティの読者ではないけれど。

それから、お風呂では村上春樹の『意味がなければスイングはない』(文春文庫)を読み返している。以前に読んだ時はそれほど面白いと思えず流し読みをしていたのだけど、久しぶりに読んでみると、これが面白い。相変わらずスガシカオ以外は知らないままだけど。なんだかんだ私は村上春樹のエッセイが好きなのだろう。

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