『きっと彼女は神様なんかじゃない』は確かにガール・ミーツ・ガール小説でした

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今日は日清CUP NOODLE、CUP NOODLE、CUP NOODLE…ということで、今日のお昼はカップヌードルを食べた。シーフードやチリトマト、トムヤムクンなんかも好きなんだけど、たまに無性にノーマルなカップヌードルが食べたくなる。今日食べたのはノーマルなやつ。

入間人間『きっと彼女は神様なんかじゃない』(メディアワークス文庫)を読んだ。

私の入間人間の入口になった作品は『安達としまむら』なので、百合以外の入間作品は読んだことがないし、正直言うとそんなに興味がない。『少女妄想中。』は読んだ。百合だから。

『少女妄想中。』最高でした
気付けば二月が逃げて三月になり、毎週楽しみにしているドラマ『カルテット』も最終章に突入してしまった。それにしても二階のテラスから落ち...

で、この『きっと彼女は神様なんかじゃない』である。

文庫の裏表紙のあらすじの最後にこうある。

独りぼっちの少女と、無知な神様の少女の、ガール・ミーツ・ガール、ストーリー。

ガール・ミーツ・ガール…。ふむ。

ということで、読みました。

結論から言うと、確かにガール・ミーツ・ガール小説でした。そして、私的には大変素晴らしい百合でした。

『きっと彼女は神様なんかじゃない』は、四章からなっているのだけど、各章はメイと皐月という少女(あるいはメイだけ)のエピソードから始まり、それから独りぼっちの少女(わたし)と無知な神様の少女のストーリーに切り替わる。

メイと皐月、メイとサツキ…どこかで聞いたことあるような。それはさておき、“わたし”と“神様”だ。メインはこの二人なのだ。

集落の嫌われ者である“わたし”は、宿敵である東の部族を討つために海の底に沈む神の岩に生け贄として捧げられることになる。神の岩に辿り着いた“わたし”は、そこで眠る一人の少女、神様と出会う。崩れる神の岩から神様を救い、集落に連れ帰った“わたし”は、これまで通り集落で暮らせることになった。

長をはじめとする集落の連中は少女を神として崇めるのだが、“わたし”は少女が神様ではないと見抜いていた。少女も“わたし”の前では神様であることをやめ、二人で出かけたり、色んな話をしたりして、徐々に距離が縮まっていく。

“わたし”の名前は終盤でようやく明らかになるのだけれど、他の入間作品にも登場しているキャラクターの名前なので一応伏せておく。神様の少女の名前もやはり伏せておく。

舞台は地球なのかそうではないのかよくわからないし、一体いつの時代なのかもよくわからない。化け物のような東の部族との戦闘シーンはなかなか恐ろしいし、SFっぽいといえばそうかもしれない、といった感じでとにかく不思議な世界なのだけれど、そこで繰り広げられる“わたし”と神様の少女(神様なんかじゃないんだけど)のストーリーは、百合でした。しかも結構キュンキュンしちゃうやつ。

目が合うだけでどきどきする。触れられるだけでわくわくする。抱きしめられるだけで、身体が溶けそうなの。知らない世界に来てしまったのよ、私。怖いくらい幸せになれるし、なんも我慢せんでもええの。夢見た世界を、自分で作ってしまったの

入間さんの書く百合最高。『安達としまむら』の8巻も期待してます。

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