三浦しをん『神去なあなあ夜話』2017年の初読み

170113

昼間にBSで『フットルース』を放送していたので、途中からだったけれど久しぶりに観た。主演のケビン・ベーコンが若くて何だか可愛らしく見えたのは私が年を取ったせいだろうか。

 

今年の初読みは、三浦しをんの『神去なあなあ夜話』(徳間文庫)。

前作『神去なあなあ日常』がとにかく面白かったので、続編が文庫化されたら必ず読もうと思っていたのだけれど、この続編『神去なあなあ夜話』も期待通りの面白さだった。

主人公の勇気が神去村で林業に携わるようになって1年。インターネットに接続されていないパソコンに「やあ、みんな。ひさしぶり!」などとおバカな感じで勇気が書き始める神去村でのあれやこれ。今回はヨキや清一さんの過去に起きた出来事が明らかになったり、勇気と直紀の関係にようやく進展があったりなんかする。ここしばらく恋愛ものは百合でないとキュンとしなくなった私をキュンとさせる三浦しをんはやはりすごい。このシリーズ続けて欲しいなあ。

 

『神去なあなあ夜話』を読み終えて、映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』も観た。原作とは色々と設定が違っている所はあるけど楽しめた。おバカだけど憎めない勇気を演じた染谷将太が可愛い。原作のキャラクターのイメージに一番合っていると思ったのはヨキ役の伊藤英明。

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