「探偵の探偵」新章に期待してもいいですか?

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今年は暖冬だね、なんて話をして油断をしていたら、この週末は急に寒くなってこたつから抜け出せないでいた。秋をすっ飛ばしていきなり冬が来たみたい。

松岡圭祐『探偵の探偵Ⅳ』(講談社文庫)読了。

玲奈が妹の復讐を遂げた前巻で完結していて第4巻は後日譚的な内容というようなレビューをいくつか見かけていたので、それじゃあ読んでも読まなくてもいい感じなのかなと思っていたのだけど、全然違ってた。読んで良かった。玲奈&琴葉好きはむしろ読むべきと言っても過言ではない(と思う)。

とりあえず「琴葉の頬がわずかに紅潮した」の前後を読んで、あれ?玲奈と琴葉ってやっぱり…って思ったのだけど、これはもう私の妄想ではなく作者も完全に意図してますね。

文庫の裏表紙に「四部作」、「フィナーレ」とあるのでこれで終わりかとガッカリしていたら、“「探偵の探偵」新章にご期待ください”ってあるじゃないですか。

これは期待してもいいんですよね?期待しちゃいますよ!

気になっていた『探偵の探偵Ⅳ』を読み終えたことだし、今度こそ『ムーミン谷の十一月』読むぞ。もう十一月が終わりそうだけど…。

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