海の仙人

seashell150722

絲山秋子『海の仙人』(新潮文庫)読了。

よしもとばななの『海のふた』を読んで何となく読みたくなったのが「海の」つながりっていうわけではないけど(いやちょっとあるかも)絲山秋子の『海の仙人』。これも何度目かの再読。

宝くじで三億円を当てた河野は勤めていた銀座のデパートを辞めて敦賀で釣りをしたりして一人気ままな生活を送っていた。そんな河野の前にファンタジーという見た目は四十がらみの男の姿の神様が現れる。

絲山さんは好きな作家の一人で、この『海の仙人』は特に好きなのだけど久しぶりに読んでみたら内容を随分忘れていたみたいで、こんな話だったっけ?と思いながら読んだ。もうちょっとほっこりする話だと思っていたのだけど。まあ絲山さんだし、ほっこりするだけなわけないか。でも、読み終えてやっぱりこの小説が好きだと思った。絶望の後に迎えるあのラストシーンがいいんだよなぁ。

他に毎日ちびりちびりと読んでいた目黒考二の『笹塚日記 親子丼篇』(本の雑誌社)、お風呂で読んでいた江國香織の『泣く大人』(角川文庫)も読了。今は佐藤正午の『side B』(小学館文庫)を読んでいる。

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