買った本

読書日記

武田百合子『ことばの食卓』食べものエッセイだと思って軽い気持ちで読み始めたらとんでもなかった

武田百合子の『ことばの食卓』を読みました。食べものエッセイというよりも短編小説のよう。凄みを感じる一冊でした。
読書日記

『やがて君になる 佐伯沙弥香について(3)』大満足の完結編

入間人間の『やがて君になる 佐伯沙弥香について(3)』を読んだ。漫画『やがて君になる』の外伝ノベライズで、原作では報われない恋をしていた佐伯沙弥香の過去と現在(原作のその後)の恋模様を描いてきたこのシリーズも第3巻で完結となる。
読書日記

武田百合子の『犬が星見た ロシア旅行』を十数年ぶりに読んだらすごく面白かった

武田百合子『犬が星見た ロシア旅行』の感想。実は、十数年ぶりに読んだのですが、すごく面白かったです。
読書日記

伊坂幸太郎“殺し屋シリーズ”第3弾『AX』を読んで泣く

伊坂幸太郎の『AX』(角川文庫)を読んだ感想。『AX』は、『グラスホッパー』、『マリアビートル』に続く“殺し屋シリーズ”の第3弾。今回は、「兜」と名乗る殺し屋兼文房具メーカーの営業マンが主人公。
読書日記

大岡昇平の『成城だより』が面白かったので2巻と3巻も買う

大岡昇平の『成城だより』(中公文庫)を読んだ。全3巻の第1巻。『成城だより』を読もうと思った理由は前に「『富士日記を読む』を読む」に書いたが、『富士日記を読む』で岡崎京子さんが書いた文章を読んだから。
読書日記

津村記久子の『浮遊霊ブラジル』を読んだらうまいうどんが食べたくなった

津村記久子の『浮遊霊ブラジル』を読んだ。収録されている七篇の短篇のどれもがよかった。津村さんはもはや私の推し作家の一人だ。「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」を読んだらうまいうどんが食べたくなった。
読書日記

アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』が怖すぎた

ずっと気になっていたアガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』を読んだ。2020年の読み初め。文庫の裏に「女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス」と書いてある。
読書日記

江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』・長嶋有『三の隣は五号室』年末に読んだ本のこと

年末に江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』と長嶋有『三の隣は五号室』を読んだ。『なかなか暮れない夏の夕暮れ』は、せっかく夏に文庫が発売されたのに読むのは冬になってしまったけれど、とにかく夢中になって読んだ。
読書日記

『富士日記を読む』を読む

『富士日記を読む』を読んだ。作家や詩人、評論家などの『富士日記』についての書き下ろしエッセイや新聞、雑誌に掲載された書評などが収録されているのだけれど、私が一番グッときたのは、「第一章 その後の『富士日記』」の武田百合子のエッセイだった。
読書日記

まだ読んではいないけれど『富士日記を読む』について

『富士日記を読む』を買いました。まだ読んでいないのですが、『富士日記を読む』の目次から中身を紹介しています。
タイトルとURLをコピーしました