伊坂幸太郎

読書日記

『仏果を得ず』文楽のこととか全く知らないけど

夜になるとポツン、ポツンと立つ街灯が照らす薄暗い近所の道が妙に明るいと思ったら、桜並木がライトアップされていた。そこで初めて桜が満開になっているのに気付いた。コンビニで期間限定のいちご味のお菓子を見て...
読書日記

アイネクライネナハトムジーク

夏が来るたびに毎年言っているように思うけれど、ついつい口にしてしまう。「今年の夏は暑い」。 伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎文庫)を読んだ。 『アイネクライネナハトムジーク』は、「...
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幕末の青嵐

最近はあまり読んでいないけれど、一時期、時代小説や歴史小説にはまっていた。そんな時に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新選組に興味を持ち、同じく司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み、浅田次郎の『壬生義士...
読書日記

首折り男のための協奏曲

年末年始に帰省した際、母に貸していた文庫本のうち読み終えたものを持ち帰ることにした。貸していたのは母が遊びに来た時に私の本棚から自分で選んだ数冊で、読み終えていたのは小池真理子の『恋』と宮本輝の『愉楽...
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2016年に読んだ本ベスト10

今年もそろそろ終わるので、2016年に読んだ本ベスト10を考えてみた。文庫派の私は今年のベスト10もやはり全て文庫本になった。
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クリスマスが今年もやって来る

川上未映子『愛の夢とか』、若竹七海『依頼人は死んだ』を読んだ。どちらも初めましての作家で、どちらも短篇集だったのだけれど、どちらもその多くを後味の悪い作品が占めていた。
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伊坂幸太郎『死神の浮力』浮力が働いただけ

伊坂幸太郎の『死神の浮力』を読んだ。文庫が発売されてすぐに買ったのにしばらく積んだままにしていたのは、娘を殺された夫婦が犯人への復讐を計画するというあらすじのせいかもしれない。
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友人に貸していた藤原伊織の『テロリストのパラソル』

友人に貸していた藤原伊織の『テロリストのパラソル』がようやく戻ってきた。これで『本棚食堂』で観たホットドッグの作り方について読み返すことが出来る。
読書日記

ガソリン生活

伊坂幸太郎の『ガソリン生活』(朝日文庫)を読んだ。 車が語り手という設定に少し不安を覚えたけれど読んでみたら面白かった。車はあくまでも車であって、自分の意思で動くことは出来ない。人間同士の会話を盗み聞...
読書日記

雨はコーラがのめない

昼ごはんを食べながらBSで放送しているサスペンスドラマを観るのが平日の昼間の習慣になっていたのだけど、浅見光彦シリーズも赤い霊柩車シリーズも観たことのあるものが繰り返し放送されるので飽きてしまい、最近...
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