長嶋有

読書日記

長嶋有『タンノイのエジンバラ』の「夜のあぐら」

長嶋有の『タンノイのエジンバラ』を久しぶりに読み返した。心に沁みたはずなのだけど、久しぶりすぎて内容をほとんど忘れていた。だが、やはり良かった。今回、何度目かの再読で心に沁みたのは「夜のあぐら」だった。
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江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』・長嶋有『三の隣は五号室』年末に読んだ本のこと

年末に江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』と長嶋有『三の隣は五号室』を読んだ。『なかなか暮れない夏の夕暮れ』は、せっかく夏に文庫が発売されたのに読むのは冬になってしまったけれど、とにかく夢中になって読んだ。
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私の「平成の30冊」

私の「平成の30冊」を選んでみた。本棚の前で、30冊も選べるかなと思ったけど、30冊に絞るのが大変だった。好きな作家には当然好きな作品が多いので、一人の作家から一つの作品というマイルールを設定。
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2016年に読んだ本ベスト10

今年もそろそろ終わるので、2016年に読んだ本ベスト10を考えてみた。文庫派の私は今年のベスト10もやはり全て文庫本になった。
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長嶋有『問いのない答え』これまでの作品とは何かちょっと違う

ちまちまと読み進めていた長嶋有『問いのない答え』(文春文庫)をようやく読み終えた。この小説、登場人物が多いというかとにかく視点が次々と入れ替わる。
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友人に貸していた藤原伊織の『テロリストのパラソル』

友人に貸していた藤原伊織の『テロリストのパラソル』がようやく戻ってきた。これで『本棚食堂』で観たホットドッグの作り方について読み返すことが出来る。
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津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』わざと遠回りをしたい

津村記久子の『ミュージック・ブレス・ユー!!』を読んだのだけど、確かに長嶋有のような静かな作風だと思った。私が長嶋有のような静かな作風だと思っている柴崎友香のようでもある。
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佐渡の三人

第一話を見逃してしまってすっかり観る気がそがれたドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』。そういえばHuluで配信されているんだったと思って一話から四話まで一気に観たら、これがなかなか面白い。原作である...
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開封したてのネスカフェはやっぱりうまい

夕方5時になるとBSで『刑事コロンボ』を観る。主役のコロンボが好きなわけではない。むしろあのねちっこいしつこさには犯人と一緒になってイライラしてしまう。だけど、そのアクのあるコロンボのキャラクターがク...
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『探偵の探偵』迷ってないで早く読んでおけばよかった

日中はそうでもないけれど朝は肌寒く感じるようになってきて、まだ早いかなと思いつつこたつを出した。と言ってもテーブルとして使っていた家具調こたつにこたつ布団を掛けただけなのだけど。テーブルがこたつに姿を...
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