ムーミンとスナフキンのすれ違い

160119

今年のお正月は暖かい。朝早くから福袋の行列に並ぶのも楽勝だわ…なんて余裕ぶっこいていたらまんまと風邪をひいてしまった。でも、これで堂々と一日中布団の中で読書が出来ると思ったが熱のせいでそれも出来なかった。

熱が下がったところで中断していたトーベ・ヤンソンの『ムーミン谷の十一月』(講談社文庫)を読んだ。十一月に読もうと一昨年から計画していたのに。ムーミンシリーズは『ムーミン谷の冬』と今回読んだ『ムーミン谷の十一月』の2作しか読んでいないのだけど、『ムーミン谷の冬』では冬眠中のムーミンが目覚めるがスナフキンは旅に出ていてムーミン谷におらず、『ムーミン谷の十一月』ではスナフキンはいるがムーミン一家が旅に出ていてムーミンがいない。結局ムーミンとスナフキンが一緒にいる場面をまだ読んだことがない。

2015年に読んだ本ベスト10

2015年に読んだ本ベスト10を考えてみた。私は文庫派なので全て文庫本。

三浦しをんの小説やエッセイは好きでこれまでに何冊か読んでいたが、この『舟を編む』が私の中でしをんブーム再燃のきっかけとなり、その後『神去なあなあ日常』、『きみはポラリス』、『私が語りはじめた彼は』、『秘密の花園』、『星間商事株式会社社史編纂室』など未読の作品を読むことになった。

既刊の探偵の探偵シリーズは全て読んだ。ドラマの放送終了後だったので、残念ながらドラマは観ていない。女性刑事もしくは探偵ものが読みたい気分で芦原すなおの『雪のマズルカ』と『猫とアリス』を読んだのだけど、そちらは私が求めていたものとはどうも違っていたので前から気になっていた松岡圭祐の『探偵の探偵』を読んでみたら、これがまあ面白いのなんの。第4巻にあった“「探偵の探偵」新章にご期待ください”という言葉を信じて待ってます。

子育ての経験はないけれど『なずな』はよかった。堀江敏幸の小説もエッセイも大好き。

『杏のふむふむ』を読むまでは杏さんのとこは特別好きでも、もちろん嫌いでもなかったのだけど、このエッセイを読んで一気にファンになってしまった。文章から人柄がにじみ出ている。是非また杏さんのエッセイを読みたい。

サラ・ウォーターズの『荊の城』は2004年度のこのミス1位作品。評判になっていた当時は気にならなかったが、『安達としまむら』にハマって以来、百合的要素のある小説が気になるようになったので読んでみたら、このミス1位というのも納得の面白さで分厚い上下巻をほとんど一気に読んでしまった。

新刊が待ち遠しいシリーズ『安達としまむら』の第5巻。とうとう自分の気持ちを抑えきれなって吐き出した安達に対して発したしまむらの一言に思わず安達と一緒に凍りついてしまった。これまでは単純にニヤニヤ楽しめたのに今作はちょっと違った。安達としまむらは一体どうなるのだろうか。

ひょんなことから林業に携わることになった若者の話…って、あんまり興味ないなあと思ったけれど、読んでみたら魅力溢れる登場人物(犬)が次々と登場、グイグイ読ませる面白さ。さすが三浦しをん。

町の本屋さんが舞台ということで読んだ。これが初めての山崎ナオコーラ作品。

好きな作家の一人、柴崎友香の『虹色と幸運』。

久しぶりに恩田陸の小説を読んだが面白かった。

ベスト10と言っておきながらもう1冊追加。うっかり忘れていたので。

買った本

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堀江敏幸の『燃焼のための習作』(講談社文庫)とパトリシア・ハイスミスの『キャロル』(河出文庫)。

堀江敏幸さんは新刊文庫が出たら必ず買う作家の一人。『キャロル』は映画が話題だが、ちょうど原作が翻訳されたということでちょっと読んでみようと思って買った。

今は『キャロル』を読んでいる最中だが、これがすごく面白い。あとちょっとで読み終えてしまうのが何だか名残惜しいぐらいどっぷりその世界に浸っている。

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