堀江敏幸

読書日記

『警部補アーノルド』からの『河岸忘日抄』

ちょっと前に観た『警部補アーノルド チェルシー捜査ファイル』のアーノルドは、妻と別居中でハウスボートに住んでいるのだけど、それで、ふいに堀江敏幸の『河岸忘日抄』(新潮文庫)を読みたくなったので、読んだ。
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『つまらない住宅地のすべての家』、『今も未来も変わらない』など好きな作家の本を読むしあわせ

津村記久子『つまらない住宅地のすべての家』(双葉文庫)、長嶋有『今も未来も変わらない』(中公文庫)という好きな作家の新刊文庫をぐいぐい読んだ後、本棚の既読本から堀江敏幸『なずな』(集英社文庫)と原田マハ『キネマの神様』(文春文庫)を読んだ。
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堀江敏幸『郊外へ』エッセイのようでそうじゃない

堀江敏幸『郊外へ』(白水Uブックス)を読んだ。私の本棚には五十音順ではなく、好きな作家順に文庫本が並んでいる。そうは言ってもベスト8か10くらいまでで後は適当だけど。今、一番最初(スライド式本棚の左奥)に並んでいるのは堀江敏幸の本。
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村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』あの冒険から4年

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下(講談社文庫)を読んだ。『羊をめぐる冒険』を久しぶりに読み返したら、もっと村上春樹を読みたくなってしまったので、『羊をめぐる冒険』の4年後を描いたこの小説を読むことにした。
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堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』中島みゆきの「杏村から」を聴いてみた

堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』(文春文庫)を読んだ。18篇の作品が収録された掌篇小説集で、一番短いのは「杏村から」という2ページの作品。ほんの2ページ(1ページとちょっと)なのだけど、とても味わい深く、すぐに次の作品を読むのはやめてしばらく余韻に浸った。
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堀江敏幸『河岸忘日抄』新刊文庫の前にふと読み返したくなって

堀江敏幸『河岸忘日抄』(新潮文庫)を読み返した。再々々読ぐらいだろうか。以前このブログに書いたことがあるのだけど、初読ではこの小説の良さがわからなかった。でも、再読したところ、しっくりきてとても好きになった。
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『吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 AII IN ONE』お風呂で少しずつ少しずつ

吉野朔実『吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 AII IN ONE』(本の雑誌)を読んだ。今年のお年玉でKindle版を買って、お風呂で少しずつ読んでいたのだけれど、とうとう読み終えてしまった。
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『長嶋有漫画化計画』など長嶋有の本を買う

久しぶりに読んだ『ねたあとに』の余韻に浸っていたら、無性に長嶋有を読みたくなってしまったので『長嶋有漫画化計画』、『本当のことしかいってない』、『安全な妄想』を買った。
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文庫化された『私的読食録』を文庫本で買うか、Kindle版で買うか迷った結果

文庫派の私が、珍しく単行本で買っていた堀江敏幸・角田光代の『私的読食録』。新刊情報で文庫化され新潮文庫になると知り、発売日の11月30日を今か今かと待っていた。迷ったのは、文庫本を買うか、Kindle版を買うか。
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堀江敏幸の『回送電車』を読んで心を平らかにする

堀江敏幸の『回送電車』を読んだ。堀江さんのエッセイを読むとすうっとするというか、心が平らかになる。きっとこの先何度も読み返すだろう。だから、堀江さんの本は私の本棚にずっと居座ることが決まっている。
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