津村記久子

読書日記

津村記久子マイベスト5に入る『エヴリシング・フロウズ』

津村記久子『エヴリシング・フロウズ』(文春文庫)を読んだ。中学3年生のヒロシが主人公で、その中学最後の1年を描いている。津村記久子マイベスト5に入るくらい好きで今回はたぶん再再読。
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お風呂で読んだ庄野潤三『エイヴォン記』他

お風呂でちびちびと読み進めていた庄野潤三『エイヴォン記』(P+D BOOKS)Kindle版をようやく読み終えた。これは、庄野潤三がデイモン・ラニアン『ブッチの子守唄』、ツルゲーネフ『ページンの野』などの短編を紹介するエッセイ。
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『つまらない住宅地のすべての家』、『今も未来も変わらない』など好きな作家の本を読むしあわせ

津村記久子『つまらない住宅地のすべての家』(双葉文庫)、長嶋有『今も未来も変わらない』(中公文庫)という好きな作家の新刊文庫をぐいぐい読んだ後、本棚の既読本から堀江敏幸『なずな』(集英社文庫)と原田マハ『キネマの神様』(文春文庫)を読んだ。
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江國香織『去年の雪』が呼び水となり読書熱再燃

読書というより小説から遠ざかっていたのだけど、引っ越しをして、本棚を整理して、スッキリした本棚を眺めていたら、そのタイトルからなんとなく冬に読もうと思って積んだままになっていた江國香織『去年の雪』(角川文庫)が目に入ったので読むことにした。
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津村記久子『サキの忘れ物』読書って本当にいいもんですね

8月の新刊文庫でとても楽しみにしていた津村記久子『サキの忘れ物』(新潮文庫)を読み始めたら、まず最初の表題作がとにかく私好みで「いやあ!読書って本当にいいもんですね」と言いたくなるくらいよかった。
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佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』・津村記久子『まぬけなこよみ』エッセイを読む日々

最近は好きな作家のエッセイを続けて読んだ。佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』(岩波現代文庫)と津村記久子『まぬけなこよみ』(朝日文庫) 。
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津村記久子『ウエストウイング』名刺代わりの小説10選に選んでるけどやっぱり好き

津村記久子『ウエストウイング』(朝日文庫)を久しぶりに読んだ。ツイッターのハッシュタグ「#名刺代わりの小説10選」で選ぶほど大好きな小説。
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津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』サッカー好きでもそうでなくても

津村記久子の『ディス・イズ・ザ・デイ』(朝日文庫)を読んだ。2019年のサッカー本大賞受賞作ということだが、私がこの小説を読もうと思ったのは、もちろんそれが理由ではない。
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石井桃子の自伝的長編小説『幻の朱い実』は熱いシスターフッド小説でした

私は石井桃子さんの愛読者というわけではない。ではなぜ分厚い文庫本で上下巻の自伝的長編小説を読もうと思ったのか。実は、『幻の朱い実』についてシスターフッド小説あるいは百合であるという感想をいくつか目にしたのがきっかけだった。
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『カソウスキの行方』ふたたび

津村記久子『カソウスキの行方』の表題作を再読。津村さんの小説に主人公がものすごく寒い部屋に住んでいる話があったなと思い出したら読みたくなった。細かい内容は忘れてしまったけれど、とにかく主人公が寒そうだったということが印象に残っている。
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