津村記久子

読書日記

幕末の青嵐

最近はあまり読んでいないけれど、一時期、時代小説や歴史小説にはまっていた。そんな時に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新選組に興味を持ち、同じく司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み、浅田次郎の『壬生義士...
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津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』無性にコーンスープが飲みたくなった

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』を読んだ。やっぱりデビュー作は気になる。それに文庫のカバー写真がなんだかカッコいいし。結局ジャケ買いのつもりで文庫を買ってみた。そして、読んでみた。結果、良かった。
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古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』主人公は地方競馬の女性騎手

古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』を読んだ。競馬小説やエッセイが好きな私が文庫化を待ちに待っていた作品だ。主人公・瑞穂は新人の女性騎手。ただし、中央競馬ではなく地方競馬の騎手だ。
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カソウスキの行方

今日は何だか一気に春になったような暖かさだった。暖かくて、しかも天気が良いとなると自然と出掛けたくなるもので、久しぶりに夫とランチを食べに行ったのだけれど車の中は暖かいというよりも暑かった。ジャケット...
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ワーカーズ・ダイジェスト

海鮮巻き寿司が好きなので、節分の日にかこつけて海鮮の恵方巻でも買おうかな、なんて思っていたのだけれど、夫が出張で留守だったので、自分ひとりなら夕食は何でもいいかなあってなって、結局、冷凍食品(ハンバー...
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首折り男のための協奏曲

年末年始に帰省した際、母に貸していた文庫本のうち読み終えたものを持ち帰ることにした。貸していたのは母が遊びに来た時に私の本棚から自分で選んだ数冊で、読み終えていたのは小池真理子の『恋』と宮本輝の『愉楽...
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津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』わざと遠回りをしたい

津村記久子の『ミュージック・ブレス・ユー!!』を読んだのだけど、確かに長嶋有のような静かな作風だと思った。私が長嶋有のような静かな作風だと思っている柴崎友香のようでもある。
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桜庭一樹『青年のための読書クラブ』読書クラブという響きに惹かれて

桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』を読んだ。読書日記は読んでいたけれど桜庭さんの小説を読むのはこれが初めて。『青年のための読書クラブ』は聖マリアナ学園というお嬢様学校を舞台にした連作短編集。
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