読書日記津村記久子『ウエストウイング』名刺代わりの小説10選に選んでるけどやっぱり好き 津村記久子『ウエストウイング』(朝日文庫)を久しぶりに読んだ。ツイッターのハッシュタグ「#名刺代わりの小説10選」で選ぶほど大好きな小説。 2022.06.05読書日記
読書日記滝口悠生『高架線』シャワーと和式便所のユニットバス!? 滝口悠生『高架線』(講談社文庫)を読んだ。語り手は、西武池袋線の東長崎駅から徒歩5分ほどのところにあるおんぼろアパートかたばみ荘の二階手前の部屋に住む住人や住人の友人・知人たち。 2022.05.21読書日記
読書日記ディック・フランシスの競馬シリーズで一番好きな『大穴』何度読んでも最高に面白い! ディック・フランシス『大穴』(ハヤカワ文庫)を読んだ。春競馬(秋もだけど)が盛り上がってくると、競馬や競走馬が出てくる本が読みたくなる。寺山修司、虫明亜呂無、山口瞳、宮本輝、浅田次郎、ディック・フランシス。 2022.05.18読書日記
読書日記江國香織『彼女たちの場合は』14歳と17歳の少女のアメリカふたり旅 江國香織『彼女たちの場合は』上・下(集英社文庫)を読んだ。文庫化を楽しみにしていた小説。アメリカのニューヨークで暮らす日本人の少女・礼那と礼那の家に住む従姉の逸佳。14歳の礼那と17歳の逸佳は、二人きりで旅に出る。 2022.05.06読書日記
読書日記堀江敏幸『郊外へ』エッセイのようでそうじゃない 堀江敏幸『郊外へ』(白水Uブックス)を読んだ。私の本棚には五十音順ではなく、好きな作家順に文庫本が並んでいる。そうは言ってもベスト8か10くらいまでで後は適当だけど。今、一番最初(スライド式本棚の左奥)に並んでいるのは堀江敏幸の本。 2022.04.26読書日記
読書日記長嶋有『パラレル』韓国版タイトルは「シュークリームラブ」 長嶋有『パラレル』(文春文庫)を読んだ。もっぱらスタッフがツイートしているという長嶋有情報アカウントで文春文庫の『パラレル』と『エロマンガ島の三人』が品切重版未定となったことを知った。 2022.04.20読書日記
読書日記村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』あの冒険から4年 村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下(講談社文庫)を読んだ。『羊をめぐる冒険』を久しぶりに読み返したら、もっと村上春樹を読みたくなってしまったので、『羊をめぐる冒険』の4年後を描いたこの小説を読むことにした。 2022.04.11読書日記
読書日記オカヤイヅミ『ものするひと』Kindle版がセール中なので全巻買ってみた 柴崎友香さんが帯を書いていたので気になっていたマンガがあった。オカヤイズミ『ものするひと』。全3巻で柴崎さんが帯を書いたのは1巻。気になっていたけど忘れていた。Kindle本のセールをチェックしていて『ものするひと』がセール対象になっているのを見て思い出した。 2022.03.25読書日記
読書日記堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』中島みゆきの「杏村から」を聴いてみた 堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』(文春文庫)を読んだ。18篇の作品が収録された掌篇小説集で、一番短いのは「杏村から」という2ページの作品。ほんの2ページ(1ページとちょっと)なのだけど、とても味わい深く、すぐに次の作品を読むのはやめてしばらく余韻に浸った。 2022.03.18読書日記