読書日記オカヤイヅミ『ものするひと』Kindle版がセール中なので全巻買ってみた 柴崎友香さんが帯を書いていたので気になっていたマンガがあった。オカヤイズミ『ものするひと』。全3巻で柴崎さんが帯を書いたのは1巻。気になっていたけど忘れていた。Kindle本のセールをチェックしていて『ものするひと』がセール対象になっているのを見て思い出した。2022.03.25読書日記
読書日記堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』中島みゆきの「杏村から」を聴いてみた 堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』(文春文庫)を読んだ。18篇の作品が収録された掌篇小説集で、一番短いのは「杏村から」という2ページの作品。ほんの2ページ(1ページとちょっと)なのだけど、とても味わい深く、すぐに次の作品を読むのはやめてしばらく余韻に浸った。2022.03.18読書日記
読書日記堀江敏幸『河岸忘日抄』新刊文庫の前にふと読み返したくなって 堀江敏幸『河岸忘日抄』(新潮文庫)を読み返した。再々々読ぐらいだろうか。以前このブログに書いたことがあるのだけど、初読ではこの小説の良さがわからなかった。でも、再読したところ、しっくりきてとても好きになった。2022.03.13読書日記
読書日記吉田篤弘『ソラシド』まずいコーヒーが飲みたくなる 吉田篤弘『ソラシド』(中公文庫)を読んだ。昨年購入してからしばらく積んでいた。本には読みたくなるタイミングというのがあると思う。2022.03.07読書日記
読書日記長嶋有『もう生まれたくない』ティーバッグの紐の垂れ下がったままのそれが気になって 長嶋有『もう生まれたくない』(講談社文庫)を読んだ。私は長嶋有が好きで、特に好きなのは『ジャージの二人』なのだけど、『夕子ちゃんの近道』、『ねたあとに』、『佐渡の三人』もかなり好きだ。好きだと挙げた小説はどれも穏やかだと思う。2022.02.24読書日記
読書日記『夕べの雲』とか『ノルゲ』とか最近Kindle Unlimitedで読んだ本 年末に帰省したら何か読むかもしれないと、その時にはKindle Unlimitedの対象となっていた講談社文芸文庫の庄野潤三の『夕べの雲』と佐伯一麦『ノルゲ』をダウンロードした。結局、年末年始には1ページも読まなかったのだけど2022.02.16読書日記
読書日記お年玉で買った本『吉野朔実は本が大好き』、『もう生まれたくない』など 買おう買おうと思いながら買っていなかった長嶋有『もう生まれたくない』(講談社文庫)。長嶋有さんは文庫化されたらとにかく購入する私の好きな作家の一人。2022.02.03読書日記
読書日記石井桃子の自伝的長編小説『幻の朱い実』は熱いシスターフッド小説でした 私は石井桃子さんの愛読者というわけではない。ではなぜ分厚い文庫本で上下巻の自伝的長編小説を読もうと思ったのか。実は、『幻の朱い実』についてシスターフッド小説あるいは百合であるという感想をいくつか目にしたのがきっかけだった。2022.02.02読書日記
読書日記安達としまむら、一緒に暮らす 入間人間『安達としまむら』10巻を読んだ。安達としまむらが一緒に暮らすことになっているのは8巻ですでにわかっていたことなのだけど、10巻では大学を卒業した二人が一緒に暮らし始める時期のエピソードが描かれている。2021.09.27読書日記
読書日記村上春樹・安西水丸『象工場のハッピーエンド』ジョン・アプダイクを読んだことはないけれど 村上春樹・安西水丸『象工場のハッピーエンド』を読んだ。私のお気に入りは「ジョン・アプダイクを読むための最良の場所」と「マイ・ネーム・イズ・アーチャー」。2021.08.16読書日記