佐藤正午

読書日記

佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』・津村記久子『まぬけなこよみ』エッセイを読む日々

最近は好きな作家のエッセイを続けて読んだ。佐藤正午『小説家の四季 2007-2015』(岩波現代文庫)と津村記久子『まぬけなこよみ』(朝日文庫) 。
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吉田篤弘『台所のラジオ』紙カツ、棒パン、海苔巻き…

吉田篤弘の『台所のラジオ』(ハルキ文庫)は、12編の短編が収録された短編集。。最初は「紙カツと黒ソース」。紙カツって、なんだかあまり美味しくなさそうだなと思いながら読んだのだけど、これが美味しそうでトンカツが食べたくてたまらなくなった。
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江國香織『旅ドロップ』デパ地下もコーヒータイムもすべて旅

江國香織の『旅ドロップ』(小学館文庫)をようやく読み終えた。普段ならあっという間に読んでしまうような薄い文庫本なのだけど。『旅ドロップ』というタイトルからもわかるように“旅”のエッセイ集。
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大晦日だし「2020年の本ベスト約10冊」を選んでみた

ツイッターで「#2020年の本ベスト約10冊」という面白いハッシュタグを見つけた。読んだ本すべての感想をブログに書いているわけではないけれど、過去記事をざっと見つつ私の2020年の本ベスト約10冊を選んでみた。
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岩波文庫的?佐藤正午『月の満ち欠け』

佐藤正午の『月の満ち欠け』(岩波文庫的)を読みました。直木賞受賞作。ネタバレなしのざっくりとした感想です。
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キン肉マン、北斗の拳、奥田民生…長嶋有『愛のようだ』

長嶋有の『愛のようだ』の感想です。著者史上初「泣ける」恋愛小説、というのが決して大げさではないとわかりました。
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佐藤正午がユニコーンの『服部』を毎朝聴いてから書いた小説

ダイエットのために夕食に米を食べるのをやめていた。そのはずだったのだけど、気付いたら以前と変わらず茶碗によそった炊きたてごはんを頬張っている自分がいた。白いごはんにはおかず、おかずには白いごはん。この...
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佐藤正午『Y』アルファベットのYの文字みたいに二つに枝分かれした人生

映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の予告を見かけて、ふと読み返したくなったのは、原作である東野圭吾の同名小説ではなく、佐藤正午の『Y』だった。
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佐藤正午のエッセイ「犬」、「あり」、「象」、「豚」

佐藤正午のエッセイで所持しているのは競輪エッセイの『side B』のみだったけれど、佐藤正午熱が再燃した勢いで、絶版になっている『私の犬まで愛してほしい』、『ありのすさび』、『象を洗う』、『豚を盗む』を買った。
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佐藤正午『鳩の撃退法』こんなに面白い本を1年も積んでいたとは

佐藤正午の『鳩の撃退法』(上)・(下)を読んだ。買った本をブログに記録しているので、調べてみたら『鳩の撃退法』は昨年の2月に購入していた。文庫化を楽しみにして買ったのに1年も積んでいたわけだ。ようやく読む気になって読んだらこれが面白い。
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