柴崎友香

読書日記

柴崎友香『百年と一日』一篇のタイトルがとにかく長い

柴崎友香『百年と一日』(ちくま文庫)を読んだ。文庫化にあたって1篇増補の全34篇が収録されているのだが、果たしてこれを短篇集といってよいのか私にはわからない(筑摩書房のサイトには「新感覚の物語集」とある)。
読書日記

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を読んでからはサンドイッチのことばかり考えてる

吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫)を読んだ。吉田さんの小説の中でもかなり好きな作品だと思っていたはず(だから手元に残している)なのに、しばらく読まずにいたので内容をずいぶん忘れてしまっていたようだ。
読書日記

柴崎友香『春の庭』コーヒーの礼にと社長がくれたごぼうパン

柴崎友香『春の庭』(文春文庫)を読んだ。先日読んだ松田青子『読めよ、さらば憂いなし』に『春の庭』が出てきたのを読んで、久しぶりに読みたくなったのだ。
読書日記

オカヤイヅミ『ものするひと』Kindle版がセール中なので全巻買ってみた

柴崎友香さんが帯を書いていたので気になっていたマンガがあった。オカヤイズミ『ものするひと』。全3巻で柴崎さんが帯を書いたのは1巻。気になっていたけど忘れていた。Kindle本のセールをチェックしていて『ものするひと』がセール対象になっているのを見て思い出した。
読書日記

柴崎友香『わたしがいなかった街で』やばパン食べたい

柴崎友香『わたしがいなかった街で』を読んだ。柴崎さんが好きで、文庫化された作品はほとんど読んでいるのだけれど、この『わたしがいなかった街で』はずっとスルーしていた。
読書日記

『アガサ・クリスティー完全攻略』で五つ星の『五匹の子豚』を読んだ

霜月蒼『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』Kindle版をセールで100円で買い、そこで満点の五つ星評価をされていたアガサ・クリスティーの『五匹の子豚』Kindle版をこれもセールで買って読んだ。面白かった。
読書日記

柴崎友香『千の扉』こたつの天板の裏の緑色の布地の面

柴崎友香の『千の扉』を読んだ。『千の扉』は、最近読んだ柴崎作品の中で、久しぶりにすぅっと入ってくる小説だった。『パノララ』も『春の庭』も面白かったけれど、読んでいる時にすぅっと入ってきている感じはなかったように思う。
読書日記

大晦日だし「2020年の本ベスト約10冊」を選んでみた

ツイッターで「#2020年の本ベスト約10冊」という面白いハッシュタグを見つけた。読んだ本すべての感想をブログに書いているわけではないけれど、過去記事をざっと見つつ私の2020年の本ベスト約10冊を選んでみた。
読書日記

『きょうのできごと、十年後』十年後の彼ら

柴崎友香『きょうのできごと、十年後』を読んだ。『きょうのできごと』を読み返してから読もうかとも思ったけれど、結局そうしないで読んだ。『きょうのできごと』は、私が初めて読んだ柴崎友香の小説だった…と思う、たぶん。
読書日記

三浦しをんの『あの家に暮らす四人の女』は現代版『細雪』?

三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』を読んだ。文庫の解説(清水良典)に「この物語は、谷崎潤一郎の名作『細雪』が下敷きになっている」とある。
タイトルとURLをコピーしました