買った本

読書日記

綿矢りさ『生のみ生のままで』読後の多幸感がとにかくすごい百合小説

綿矢りさ『生のみ生のままで』上・下巻(集英社文庫)を読んだ。綿矢りさが、女性同士の恋愛を描いた小説、つまりは百合小説ということで、文庫化されたらすぐさま買って読むつもりだった。
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江國香織『ホテルカクタス』数字の2ときゅうりと帽子が住む、くたびれたアパート

江國香織『ホテルカクタス』を読んだ。私は、この『ホテルカクタス』が、数ある江國作品の中でもかなり好きだ。『わたしのベスト3 作家が選ぶ名著名作』で、川上弘美さんが、江國香織作品から「わたしのベスト3」を選んでいる。
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津村記久子『ウエストウイング』名刺代わりの小説10選に選んでるけどやっぱり好き

津村記久子『ウエストウイング』(朝日文庫)を久しぶりに読んだ。ツイッターのハッシュタグ「#名刺代わりの小説10選」で選ぶほど大好きな小説。
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滝口悠生『高架線』シャワーと和式便所のユニットバス!?

滝口悠生『高架線』(講談社文庫)を読んだ。語り手は、西武池袋線の東長崎駅から徒歩5分ほどのところにあるおんぼろアパートかたばみ荘の二階手前の部屋に住む住人や住人の友人・知人たち。
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ディック・フランシスの競馬シリーズで一番好きな『大穴』何度読んでも最高に面白い!

ディック・フランシス『大穴』(ハヤカワ文庫)を読んだ。春競馬(秋もだけど)が盛り上がってくると、競馬や競走馬が出てくる本が読みたくなる。寺山修司、虫明亜呂無、山口瞳、宮本輝、浅田次郎、ディック・フランシス。
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江國香織『彼女たちの場合は』14歳と17歳の少女のアメリカふたり旅

江國香織『彼女たちの場合は』上・下(集英社文庫)を読んだ。文庫化を楽しみにしていた小説。アメリカのニューヨークで暮らす日本人の少女・礼那と礼那の家に住む従姉の逸佳。14歳の礼那と17歳の逸佳は、二人きりで旅に出る。
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堀江敏幸『郊外へ』エッセイのようでそうじゃない

堀江敏幸『郊外へ』(白水Uブックス)を読んだ。私の本棚には五十音順ではなく、好きな作家順に文庫本が並んでいる。そうは言ってもベスト8か10くらいまでで後は適当だけど。今、一番最初(スライド式本棚の左奥)に並んでいるのは堀江敏幸の本。
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長嶋有『パラレル』韓国版タイトルは「シュークリームラブ」

長嶋有『パラレル』(文春文庫)を読んだ。もっぱらスタッフがツイートしているという長嶋有情報アカウントで文春文庫の『パラレル』と『エロマンガ島の三人』が品切重版未定となったことを知った。
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村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』あの冒険から4年

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下(講談社文庫)を読んだ。『羊をめぐる冒険』を久しぶりに読み返したら、もっと村上春樹を読みたくなってしまったので、『羊をめぐる冒険』の4年後を描いたこの小説を読むことにした。
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大岡昇平『成城だよりⅢ』を読んで全3巻を読み終える

大岡昇平『成城だよりⅢ』(中公文庫)を読んだ。ちょっとずつ読んでようやく全3巻読了。
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