『ピエタとトランジ<完全版>』がKindle日替わりセールになっていて思わず二度見、そして購入

夫婦でハマって観ていたNetflixの『コブラ会』(『ベスト・キッド』の続編ドラマ)を現在配信中のシーズン3まで観てしまい、次に観ているのが『アンブレラ・アカデミー』。これがまたものすごく面白くてすっかりハマっている。ただ、『コブラ会』はシーズン3で「うーん…」と思い始めたし、『アンブレラ・アカデミー』はシーズン2で「ん?」と思い始めている。ドラマも映画もやはりシーズン1が最強なのだろうか。

 

日付が変わると更新されるKindle日替わりセール。Kindleを使うようになってからチェックしてはいるけど、日替わりセールとなる三冊に小説が入ることがあまりないので「ふーん」といった感じで見るだけだった。

しかし、昨夜は違った。三冊並んだ日替わりセール本の真ん中にあったのは、藤野可織『ピエタとトランジ<完全版>』だった。

『ピエタとトランジ』の存在を私が知ったのは、穂村弘の『きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記』。

この本についてブログに書いた時に、私は次のように書いている。

ほむほむの読書日記に出てくる本で特に気になったのは、藤野可織『おはなしして子ちゃん』、塚本邦雄『麒麟騎手』、そして、セバスチアン・ジャプリゾ『新車の中の女』。

 

 

前にも引用したけれど、『きっとあの人は眠っているんだよ』から同じ部分をもう一度引用する。

 

『おはなしして子ちゃん』(藤野可織、講談社)を読む。収録作のひとつである「ピエタとトランジ」には、女の子同士による二人だけの世界が描かれている。その純度の高さに興奮した。

 

以前は『おはなしして子ちゃん』の収録作であった「ピエタとトランジ」だが、昨年、『ピエタとトランジ<完全版>』という長篇になったのだ。

 

ほむほむは、百合とはひと言も書いていない。しかし、『ピエタとトランジ<完全版>』単行本の帯に「岸本佐知子歓喜!」と名前が出ている翻訳家の岸本佐知子さんは、以前「ピエタとトランジ」について、こうツイートしていた。

 

 

「ピエタとトランジ」はクールでキュートな百合版SHERLOCKだから!と、きっぱりと書いている。

 

『ピエタとトランジ<完全版>』が文庫化されたら読みたい。そう思っていたところ、Kindle日替わりセールで、なんと499円になっているではないか。最近Kindleのセールに踊らされているような気がしないでもないけど、日替わりセールだから、明日になればセールは終わってしまう。これはもう買うしかないということで注文確定ボタンを押した。

Kindleにも積読が増えそう。

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買った本

紙の本も買った。

穂村弘『野良猫を尊敬した日』(講談社文庫)、吉田篤弘『金曜日の本』(中公文庫)。

ほむほむのエッセイは文庫化されているものはほとんど読んでいる。『野良猫を尊敬した日』も文庫化されたら買うと決めていた。紙の本かKindleでちょっと迷ったけれど、何となく気分で紙の本にした。

 

吉田篤弘さんの小説が好きでちょこちょこ読んでいるのだけど、エッセイは読んだことがなかった。

タイトルに「本」と付いているのが決め手となって購入。

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