『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』なんと100円!そりゃあ買っちゃうよね

2年近く前に書いた佐藤正午の『鳩の撃退法』の記事へのアクセスが急に増えて、何事?と思ったら藤原竜也さん主演で映画化の発表があったらしい。しかし、津田が藤原さんって、ちょっとカッコ良すぎる気がする。

 

三谷幸喜さん脚本でドラマ化されるアガサ・クリスティーの『死との約束』の放送を記念して、本日よりアガサ・クリスティー作品全点が50%OFFとなる電子書籍フェアが開催されている。

 

 

期間は2月26日~3月11日まで

 

私は、アガサ・クリスティーの熱心な読者ではない。しかし、未読の作品が多い分、読んでみたいと思う作品がまだまだたくさんある。

このセール期間中、霜月蒼『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』の電子書籍が、なんと100円!(税抜価格)だというので、まずはこちらを購入。

「〇〇完全攻略」とか「〇〇読本」などというタイトルの本に私は弱い。

 

各作品に著者のオススメ度が星印でわかりやすく示されている。

その説明は以下のとおり。

 

★★★★★ →未読は許さん。走って買ってこい。

★★★★ →ミステリ史上の傑作。

★★★ →読んで損なし。

★★ →クリスティーが好きなら問題なし。

★ →アガサを愛する貴方むけ。

BOMB! →スゴい。ある意味で。

 

こうなると、五つ星よりもむしろBOMB!が気になる(笑)

 

 

五つ星の作品で、ポアロシリーズからどれか1冊買って読みたいと思い、完全攻略にざっと目を通した。

 

その結果、『五匹の子豚』を購入。419円だった。

Kindle版の表紙が文庫本と違う。

 

ホーム画面では文庫の表紙と同じ。

ちなみに『五匹の子豚』の表紙が他のクリスティー文庫と違うのは、主要作十作品が新訳でリニューアル刊行され、ハヤカワ・ミステリ文庫版の装画を復刻したからのようだ。知らなかった。しかし、このレトロな雰囲気漂う表紙が懐かしい。私が初めてクリスティーを読んだ時は、まだハヤカワ・ミステリ文庫の頃で、姉が持っていたのを読んだのだった。

 

『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』で、『五匹の子豚』は五つ星評価。

 

スゴい。これは傑作だ。最高傑作であろう。
未読の者はすぐに本屋に走るように。以下の駄文を読んで時間をムダにしている場合ではない。そう叫びたくなるほどに完璧な傑作なのである。

 

そこまで言われたら、読むしかない。買うのは電子書籍だから本屋に走らないけど。

 

他にも気になる作品があるが、セールは3月11日までなので、完全攻略を読んでじっくり考えることにする。

 

私をぞわぞわさせた『春にして君を離れ』も、セール期間中は電子書籍が288円というお手頃価格になっている。

 

 

現在Amazonのクリスティー文庫売れ筋ランキング1位は『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』。そりゃあ100円(税込110円)って言われたら、買っちゃうよね。

 

そして、2位が『死との約束』。この作品のドラマ放送を記念しての電子書籍フェアだから、これも当然の結果か。


ちなみに完全攻略で『死との約束』の評価は五つ星となっている。

 

電子書籍のセールは嬉しいけれど、ついついあれこれ買ってしまいそうでこわい(笑)。ポチッとする前に本当に読みたいのか考えなければ。

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