そろそろ暑くて寝苦しくなってきたのでひんやりクールな敷きパットを買いに「お、ねだん以上。」のニトリへ行くことにしたのだけれど、その前に夫が仕事の用があるというので、私は本屋へ。
新潮文庫の100冊、集英社文庫のナツイチ2015、角川文庫のカドフェス2015など色んな出版社の文庫フェアのコーナーを見て回るのが楽しい。
近所に書店がないためどうしてもネットで本を買うことが多いのだけれど、やはりリアル書店はいいなとしみじみ。
カドフェス2015のコーナーで梨木香歩の新刊文庫『雪と珊瑚と』の帯にある「食べること、生きることの意味とは」という文句が目に入り、「食べること」というのが気になったので手に取ってあらすじを読んでみると何やら面白そう。
実は、夫から「駐車料金払うのもったいないから欲しい本があったら買っていいよ」と言われていたので、まずは『雪と珊瑚と』の購入を決めた。
駐車料金を1時間無料にするには1000円以上買う必要があるので、もう1冊選ぶことに。
しかし、用事を済ませた夫があっという間にやって来て、いつもの「まだー?」が始まった。Kindle派の夫はリアル書店に用はないので、すぐ「まだー?」が始まるのだ。買いたい本は色々あったはずなのだけど「まだー?」攻撃のプレッシャーで焦ってなかなか決められず「あと5分」、「あと3分だけ」と言いながら、選んだのは三浦しをんの『きみはポラリス』(新潮文庫)。以前から読みたいと思っていたのだ。
レジに行くと、カドフェス対象本1冊でブックカバーが貰えるらしく、好きな柄を選ぶよう言われた。
ハッケンくんのイラスト入りと迷ったけれど、「かまわぬ」というのにした。後で調べたらどうやらてぬぐい専門店かまわぬとのコラボらしい。
早速『雪と珊瑚と』にブックカバーを付けてみた。てぬぐい柄が渋くていい感じだ。
ちなみにスマホをかざすとハッケンくんが動くから「動く!ブックカバー」と言うらしい。
買った本
ということで、梨木香歩『雪と珊瑚と』(角川文庫)、三浦しをん『きみはポラリス』(新潮文庫)を買った。
駐車料金を払うくらいなら何か買って駐車料金を無料にした方がいいという節約になっているのかどうかよくわからない夫の考えのおかげで本を買えてラッキーだった。