江國香織

読書日記

江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』子どもの世界をひらがなで

江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』を読んだ。江國さんは私の好きな作家の一人。しかし、この小説は、長い間、読むのを迷っていた。「ためらいなく恋人との時間を優先させる父と、思い煩いながら待ちつづける母」というあらすじの一部のせいで。
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『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集『祝祭と予感』Kindle版がセールでめちゃくちゃ安かったので

Amazonで本を物色していたら、恩田陸の『祝祭と予感』(幻冬舎単行本)のKindle版に目が留まった。正しくは、その価格に目が留まった。356円。『祝祭と予感』は、私が夢中になって読みふけった『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
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『安達としまむら』で百合にハマって7年の私のおすすめ百合小説16選

『安達としまむら』がきっかけで“百合”にハマって、7年。そんな私がおすすめする百合小説16作品を紹介します。
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江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』・長嶋有『三の隣は五号室』年末に読んだ本のこと

年末に江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』と長嶋有『三の隣は五号室』を読んだ。『なかなか暮れない夏の夕暮れ』は、せっかく夏に文庫が発売されたのに読むのは冬になってしまったけれど、とにかく夢中になって読んだ。
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ほむほむのエッセイに絶賛ハマり中

穂村弘のエッセイにすっかりハマってしまった。食欲がなくてもするする食べられる素麺のように、読書欲がなくてもするする読めるのがほむほむのエッセイだと気付いた。これはあくまでも私の場合だけれど。
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私の「平成の30冊」

私の「平成の30冊」を選んでみた。本棚の前で、30冊も選べるかなと思ったけど、30冊に絞るのが大変だった。好きな作家には当然好きな作品が多いので、一人の作家から一つの作品というマイルールを設定。
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食器用スポンジの替えどき、歯ブラシの替えどき

最近までお風呂で読んでいたのは、江國香織の『とるにたらないものもの』。その中の「食器用スポンジ」というエッセイに、私がつい最近、食器用スポンジで洗い物をしながら、ふと気になったことを江國さんも気にしていて、親近感をいだいた。
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父に(江國香織『すみれの花の砂糖づけ』)

江國香織の『すみれの花の砂糖づけ』を読み返したら、以前読んだ時には特別感じることのなかった「父に」という詩に思わず涙してしまった。
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江國香織『ホリー・ガーデン』久しぶりに読み返してみたらよかった

江國香織の『ホリー・ガーデン』を読んだ。もう何度目かの再読。久しぶりに読んだ『落下する夕方』が前に読んだ時よりもよかったものだから、じゃあ『ホリー・ガーデン』も読んでみるかと思って読んだら、これがまた前よりもよかった。
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海よりずっといい

休日のわりに早く起きて、近所のファミレスで朝食を食べた。モーニングメニューにこれといって食べたいものがなかったので、オムライスにした。家に帰ると夫はこの連休でクリアすると意気込んでドラクエを始めた。私...
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