ほむほむのエッセイに絶賛ハマり中

気付けばもう10月が終わろうとしている。どうも秋の気配が感じられない。だからなのか、オフコースの「僕の贈りもの」を聴きたい気分にならない。

前回のブログ更新が6月20日だから、およそ4ヶ月ぶりの更新となる。夏の間はどうも読書熱が上がらなかった。4ヶ月の間に読んだ本はと言うと、小説は『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』(ハヤカワ文庫)の1冊のみ。あとはエッセイをゆるゆると読んでいた。そのほとんどがほむほむこと穂村弘のエッセイで、合間に片岡義男の『ピーナツ・バターで始める朝』(東京書籍)を少しずつ。他は競馬関係の本なども。そういえば、日曜日にテレビで天皇賞(秋)を観て、暑さや寒さなどとは関係なく、ようやく秋を感じたような気がする。

ほむほむのエッセイがかなり好きかもしれないと気付いた今年の夏

ブログを更新していなかった4ヶ月の間に購入した文庫本

・『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』(ハヤカワ文庫)
・『なかなか暮れない夏の夕暮れ』江國香織(ハルキ文庫)
・『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ(新潮文庫)
・『死をポケットに入れて』チャールズ・ブコウスキー(河出文庫)
・『世界音痴』穂村弘(小学館文庫)
・『もうおうちへかえりましょう』穂村弘(小学館文庫)
・『にょにょにょっ記』穂村弘・フジモトマサル(文春文庫)
・『君がいない夜のごはん』穂村弘(文春文庫)

 

『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』は評判も良く楽しみにしていたのだが、私の守備範囲にないSFというジャンルがネックになった。SFの世界観にすんなり入っていけず、そのため百合を楽しむ余裕がなかった。そんな中でも森田季節の「四十九日恋文」と伴名練の「彼岸花」はSFっぽさが薄めなこともあって面白く読むことが出来た。

 

エリザベス・ベアの『スチーム・ガール』(創元SF文庫)が楽しめたから百合SFアンソロジーもいけると思ったのだが違ったようだ。『スチーム・ガール』はアクション要素強めで小難しい用語も出てこないからSF初心者の私にはわかりやすかったのかもしれない。

『スチーム・ガール』良い百合SFでした
私のSFに対するイメージは、宇宙とか、未来の世界とか、コンピューターとか、ロボットとか、そんなイメージしかなくて、進んで読もうと思うジャンルではなかった。 それなのに「文庫で千円超えって...

 

他の読了本は読んだ順で『にょにょにょっ記』、『君がいない夜のごはん』、『世界音痴』のほむほむのエッセイ3冊。今は『もうおうちへかえりましょう』を読んでいる。

食欲がなくてもするする食べられる素麺のように読書欲がなくてもするする読めるのがほむほむのエッセイだと気付いた。これはあくまでも私の場合だけれど。全くトゲトゲしておらずほわんとした文体なのだ。ちょうど今読んでいる『もうおうちへかえりましょう』の「文体のこと」に「小太りな文体」と書いてあって、失礼かもしれないが確かにそんな感じかもと思ってしまった。

江國さんの『なかなか暮れない夏の夕暮れ』はせっかく夏に発売されたのに、夏の間に読めなかったのが悔やまれる。別にいつ読んでもいいのかもしれないけど。

『移動祝祭日』と『死をポケットに入れて』を購入した理由はわかる人にはわかると思う。ヘミングウェイとブコウスキーの共通の趣味。そう、競馬だ。どちらもいつか読みたいと思っていて先日ようやく購入した。

最近になってようやく読書欲が戻ってきたので、ブコウスキーの不機嫌さを露わにしたキレッキレの文体とほむほむの小太りな文体の高低差にキーンとなりながら『死をポケットに入れて』と『もうおうちへかえりましょう』を読んでいる。

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