読書日記

父に(江國香織『すみれの花の砂糖づけ』)

江國香織の『すみれの花の砂糖づけ』を読み返したら、以前読んだ時には特別感じることのなかった「父に」という詩に思わず涙してしまった。
読書日記

まほろシリーズ完結篇『まほろ駅前狂騒曲』

日差しはまだ夏と変わらないぐらい強いけどひんやりとした風が心地よかったので、車はやめて近所のコンビニまで歩いた。運動したし(徒歩5分)カロリー高めのお弁当を食べてもいいだろうと自分に言い訳しながらこっ...
読書日記

江國香織『ホリー・ガーデン』久しぶりに読み返してみたらよかった

江國香織の『ホリー・ガーデン』を読んだ。もう何度目かの再読。久しぶりに読んだ『落下する夕方』が前に読んだ時よりもよかったものだから、じゃあ『ホリー・ガーデン』も読んでみるかと思って読んだら、これがまた前よりもよかった。
読書日記

今年の夏は、クリスティの作品を読破しようと思ってるんだ

森永のビスケット。ムーンライト(夫)かマリー(私)で揉める。まあ、どっちも買えばいいだけの話なんだけれど。 金城一紀さんは好きな作家の一人なのだけど、もう小説を書くことはないのだろうか。金城さんが脚本...
読書日記

井上真偽『探偵が早すぎる』ミステリで百合でした

井上真偽の『探偵が早すぎる』上・下(講談社タイガ)を読んだ。ツイッターで百合だというつぶやきをいくつか見かけて思わず買ってしまったけれど、間違いなく百合でした。ありがとうございます。
読書日記

しずるさんシリーズの新刊はまだですか?

ずっと新刊が出るのを待っているシリーズ作品がある。上遠野浩平のしずるさんシリーズだ。 百合にじわじわとハマりだした頃にどうやら百合風味のミステリー小説があるらしいというのを知った。それが、しずるさんシ...
読書日記

入間人間『きっと彼女は神様なんかじゃない』は確かにガール・ミーツ・ガール小説でした

入間人間『きっと彼女は神様なんかじゃない』(メディアワークス文庫)を読んだ。結論から言うと、確かにガール・ミーツ・ガール小説でした。そして、私的には大変素晴らしい百合でした。
読書日記

ウエストウイング

8月も終わるというのに相変わらず暑い。もしかして夏はこれからが本番でまだまだ暑くなるんじゃないかと疑いたくなる。 津村記久子の『ウエストウイング』(朝日文庫)を読んだ。 以前から取り壊しの噂がある古い...
読書日記

アイネクライネナハトムジーク

夏が来るたびに毎年言っているように思うけれど、ついつい口にしてしまう。「今年の夏は暑い」。 伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎文庫)を読んだ。 『アイネクライネナハトムジーク』は、「...
読書日記

幕末の青嵐

最近はあまり読んでいないけれど、一時期、時代小説や歴史小説にはまっていた。そんな時に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新選組に興味を持ち、同じく司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み、浅田次郎の『壬生義士...
タイトルとURLをコピーしました