読書日記

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ディック・フランシスの競馬シリーズで一番好きな『大穴』何度読んでも最高に面白い!

ディック・フランシス『大穴』(ハヤカワ文庫)を読んだ。春競馬(秋もだけど)が盛り上がってくると、競馬や競走馬が出てくる本が読みたくなる。寺山修司、虫明亜呂無、山口瞳、宮本輝、浅田次郎、ディック・フランシス。
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江國香織『彼女たちの場合は』14歳と17歳の少女のアメリカふたり旅

江國香織『彼女たちの場合は』上・下(集英社文庫)を読んだ。文庫化を楽しみにしていた小説。アメリカのニューヨークで暮らす日本人の少女・礼那と礼那の家に住む従姉の逸佳。14歳の礼那と17歳の逸佳は、二人きりで旅に出る。
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堀江敏幸『郊外へ』エッセイのようでそうじゃない

堀江敏幸『郊外へ』(白水Uブックス)を読んだ。私の本棚には五十音順ではなく、好きな作家順に文庫本が並んでいる。そうは言ってもベスト8か10くらいまでで後は適当だけど。今、一番最初(スライド式本棚の左奥)に並んでいるのは堀江敏幸の本。
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長嶋有『パラレル』韓国版タイトルは「シュークリームラブ」

長嶋有『パラレル』(文春文庫)を読んだ。もっぱらスタッフがツイートしているという長嶋有情報アカウントで文春文庫の『パラレル』と『エロマンガ島の三人』が品切重版未定となったことを知った。
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マーセル・セロー著、村上春樹訳『極北』ハードボイルドなディストピア小説

マーセル・セロー著、村上春樹訳『極北』(中公文庫)を読んだ。前にも書いたけれど、ある番組でサバイバル登山家・服部文祥さんが推しボンとして『極北』を紹介するのを観て、いつか読みたいと思っていた。
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井伏鱒二『風貌・姿勢』堀辰雄、小林秀雄、永井龍男、太宰治…

井伏鱒二『風貌・姿勢』(講談社文芸文庫)Kindle版を読んだ。電子書籍の良い点はセールがあるところ。講談社文芸文庫は、サイズは文庫本でも価格は単行本並みもしくはそれ以上だったりするので、私にとっては気軽に手が出せない代物。
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村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』あの冒険から4年

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』上・下(講談社文庫)を読んだ。『羊をめぐる冒険』を久しぶりに読み返したら、もっと村上春樹を読みたくなってしまったので、『羊をめぐる冒険』の4年後を描いたこの小説を読むことにした。
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和田誠・平野レミ『旅の絵日記』レミさんの声で脳内再生

和田誠・平野レミ『旅の絵日記』(中公文庫)を読んだ。私は日記を読むのが好きなので、タイトルに「日記」と付く本を見つけると気になる。
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『羊をめぐる冒険』村上春樹の長編小説で一、二を争うほど好きなはずなのに

私は、『羊をめぐる冒険』が村上春樹の長編小説の中で一二を争うほど好きだ。好きなはずなのだけど、久しぶりに読み返したら、内容をほとんど忘れていた。でも、私にはよくあることだからもう驚かない。
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大岡昇平『成城だよりⅢ』を読んで全3巻を読み終える

大岡昇平『成城だよりⅢ』(中公文庫)を読んだ。ちょっとずつ読んでようやく全3巻読了。
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