『テロリストのパラソル』のホットドッグ

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楽しみにしていたドラマ『本棚食堂』の秋編がいよいよスタートした。

6日に放送された「謎解き飯 編」では『テロリストのパラソル』のホットドッグを作っていた。

 

フライパンにバターを溶かし、ソーセージを軽く炒めた。次に千切りにしたキャベツを放りこんだ。塩と黒コショウ、それにカレー粉をふりかける。キャベツをパンにはさみ、ソーセージを乗せた。オーブンレンジにいれて待った。そのあいだ、ふたりの客は黙ってビールを飲んでいた。ころあいをみてパンをとりだし皿に乗せた。ケチャップとマスタードをスプーンで流し、カウンターに置いた。

 

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藤原伊織の『テロリストのパラソル』は大好きな小説なのだけれど、その文庫本は今、私の手元には無い。数年前に友人に貸したきりになっているのだ。本屋に行く度に買い直そうと思って一度は手に取るのだが、他の未読の小説やエッセイを買うのを優先させてしまって、未だに買い直していない。

私が持っていたのは講談社文庫だったが、今度買う時は逢坂剛・黒川博行両氏による追悼対談が収録されている文春文庫にしようと思っている。

 

追記 『テロリストのパラソル』の文庫本、無事戻ってきました。

貸していた傘
ドラマ『本棚食堂』で観たホットドッグの作り方を確認したくて、藤原伊織の『テロリストのパラソル』を読みました。

 

 

江國香織『流しのしたの骨』(新潮文庫)読了。

江國さんの小説はどれも好きだけど、その中でも特に好きなのは『間宮兄弟』とこの『流しのしたの骨』。共通しているのは、家族を描いているというところだろうか。しかもちょっと風変わりな。久しぶりに読んだけれど隅々までよかった。

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