鳥野しの『オハナホロホロ』LINEマンガで読んだら続きが気になりすぎて

久しぶりに外食をした。休日に夫と外食をするのは、今の家に引っ越してからは初めて。コロナで騒がしくなってから、テイクアウトをしたことはあったけれど、外でごはんを食べることがなくなっていた。お肉料理がメインの近所の定食屋さんで、私が迷わず選んだのは、ハンバーグ定食。ハンバーグは子供の頃からの好物だけど、自分で作るのは面倒だから、外食をしなくなってからは食べていなかった。ハンバーグにごはん、味噌汁、お漬け物、冷奴、サラダという「和」な定食。久しぶりのハンバーグは柔らかくて、口の中でとろけて身体中に染み渡るようだった。夫が食べたボリューム満点のカツ丼も美味しそうだった。

 

だいぶ前からアプリで漫画を読んでいる。課金はしていない。私は、なるべくスマホに無駄なアプリをインストールしたくないのだけど、古鉢るかの『はなにあらし』という百合漫画を読むために「サンデーうぇぶり」というマンガアプリを入れたのをきっかけに、今では「少年ジャンプ+」、「マンガワン」、「マンガJam」、「LINEマンガ」など複数のマンガアプリを入れて、漫画を読んでいる。

どのマンガアプリも目当ては百合漫画。サンデーうぇぶりは『はなにあらし』、少年ジャンプ+は、岸虎次郎『オトメの帝国』、マンガワンは、たみふる『付き合ってあげてもいいかな』、マンガJamは、アケガタユウ『月とすっぴん』、犬井あゆ『定時にあがれたら』。

「LINEマンガ」では、百合漫画以外の漫画も読んでいて、浜谷みお『やまとは恋のまほろば』、おおのこうすけ『極主夫道』、作楽ロク『ブスに花束を。』は、久々にハマった百合以外の漫画。一番ハマっていた『やまとは恋のまほろば』が、先週の更新で連載中断となってショックを受けているところだ。『極主夫道』はドラマを楽しみにしていたのだけど、原作とは違う設定を盛り込まれることがわかって観る気を半分なくしてしまった。

 

LINEマンガで読んでいる百合漫画は、平尾アウリ『まんがの作り方』、そして、鳥野しの『オハナホロホロ』だ。

『オハナホロホロ』は、社会人百合の名作という評判を目にしたことがあって、知ってはいたけれど、主人公の女性と元恋人のシングルマザーの恋愛やあれこれという設定が私にはいまいち響かなかったので、読んでいなかった。しかし、LINEマンガで読めると知って、それなら読んでみるかと読み始めたら、まんまとハマってしまった。

ところが、LINEマンガで公開されていて、読めるのは『オハナホロホロ』の4巻の途中まで。ここで「はい、おしまい」って、いやいやいや、摩耶とみちるはどうなるのよ。気になってしょうがないじゃないの。

 

その結果、Kindleで買っちゃいました。『オハナホロホロ』4巻と5巻、最終巻の6巻。

周りの人(男)を振り回しながらも、摩耶とみちるが収まるところにおさまって、私としては納得の結末。特に5巻と6巻はダウンロードしてから繰り返し読んでいる。

こういう買い方が出来るのは、電子書籍ならではかもしれない。紙の本だったら、途中の巻から買って、本棚に並べるというのは、私は気になってしまうから。

マンガアプリで漫画を無料公開するのって、損なんじゃないかと思っていたけれど、試しに読んでみて、ハマったり、続きが気になったりしたら買っちゃうだろうし、そのきっかけになるのであれば、損というわけでもなさそう。

『オハナホロホロ』は、これまでにセールで安くなることもあったみたいだから、1〜3巻はセールになったら買おうと思っている。結局、全巻揃えたくなってしまうのだよね。

 

百合といえば、待ちに待った入間人間の『安達としまむら9』(電撃文庫)が、いよいよ10月10日に発売される。

Kindle版もあるかもしれないけれど、私はここまで紙の本で買っているので、9巻も文庫で買おうと思っている。

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