津村記久子をがつがつ読む

郵便局に行ったついでにスーパーまで歩いた。お弁当を見る。肉か魚か。焼き鯖の身をほぐしたのがご飯の上に乗っているお弁当にした。他に小松菜とか袋ラーメン5個セットなんかも買う。歩きだから重くならない程度に。会計を済ませてからレジ袋がないことに気付いた。急に思いついて買い物に来たもんだからエコバッグを持っていない。改めてレジ袋をもらおうかとレジを見ると列が出来ていて言い出しにくい…。しょうがないので斜めがけにしている薄っぺらいショルダーバッグに詰めたら不恰好にふくれ上がった。しかも袋ラーメン5個セットは入らないので台の上に備え付けてあるポリ袋に入れて小脇に抱えるという格好悪さ。公園で花見をしている人たちを横目に早歩きで帰った。

未読の津村記久子の文庫本を一気に読んだ。『これからお祈りにいきます』(角川文庫)、『まともな家の子供はいない』(ちくま文庫)、『婚礼、葬礼、その他』(文春文庫)、『二度寝とは、遠くにありて想うもの』(講談社文庫)の4冊。

津村さんの小説が好きだ。エッセイも好きだ。どれを読んでも面白い。自分にハマっているんだと思う。ただ、なんだろう。例えば『これからお祈りにいきます』の主人公の高校生シゲルと『まともな家の子供はいない』の主人公の中学生セキコ。2人の家はゴタゴタしている。シゲルの父は若い女と遊んでいるし、セキコの父は働かない。2人に限らず津村作品に出てくる子供の家はほとんど大体そんな感じ。それで子供は家族に対するイライラやモヤモヤを抱え込んでいる。だから家族みんなが仲良く幸せというような家族小説にはならない。そういう小説は苦手なのだけど、津村さんだと嫌な気持ちにならない。なんでだろう。イライラ、モヤモヤしていてもジメジメしていないから…かなあ。

『婚礼、葬礼、その他』の表題作はOLヨシノが主人公。旅行代理店で予約をして帰ったら友人から結婚式の二次会の幹事とスピーチを引き受けて欲しいという手紙が届いていて、しかもそれが予約した旅行の日程と重なっていて、旅行をキャンセルしたら今度は結婚式当日に上司の父親の通夜の手伝いに呼ばれてしまうというなんともついていない話で面白かった。もう一つの収録作『冷たい十字路』はぞくっとするミステリーっぽい小説。うーん、上手い。

エッセイ第2弾『二度寝とは、遠くにありて想うもの』は期待通りに面白くて、今はまた第1弾の『やりたいことは二度寝だけ』を読み返している。

 

 

津村作品の文庫本をコンプリートしてしまった。たぶん。

 

もっとがつがつ読みたいけど、いつも通り文庫化を待ちます。

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買った本

滝口悠生『死んでいない者』(文春文庫)、津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』(講談社文庫)購入。

初滝口悠生。気になっていたのだけど文庫の解説が津村さんというので購入を決めた。

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