ドラマは観てないけど『ミス・シャーロック』のノベライズを読んだら面白かった

もはや「暑い」以外の言葉が出てこない。7月が終わった時点で既に去年の夏に食べた量を上回る勢いでアイスを食べている。食べたくなるのは氷のアイス。最近のお気に入りは、ロッテの「とろ〜りれん乳三昧 苺れん乳」。安うま。

 

ドラマ『探偵が早すぎる』の第2話を観た。橋田がプールに飛び込んで助けた後のシーンにほんのり百合を感じて勝手に満足した。しかし、ドラマの全体的な雰囲気は、私が原作を読んで抱いたイメージとはやはり違う。でも、面白いからこのまま観ることにする。今夜、第3話が放送される。

何が百合だとか、どの程度で百合を感じるかなんてことは人それぞれに違うので、私は私の基準で、これは百合だと勝手に感想を書いたりしている。そもそも、本の感想自体が人それぞれに違うもので、ある人が名作だと絶賛する作品が、ある人には途中で投げ出したくなるくらい退屈だったりするのだから。フィクションをどう読んで、どう感じて、どんな想像や妄想をしようと、それは勝手にさせて欲しい。

 

『ミス・シャーロック』のノベライズ(木犀あこ著)を読んだ。ドラマを観ていないのにノベライズを読むというのはどんなものかと思ったけれど、面白かった。

シリアから帰国した医師の橘和都は、シャーロックと呼ばれる捜査コンサルタントと出会う。和都は「わと」と読む。つまりワトソン。「和都さん」だとますますワトソン。シャーロックとワトソンが日本人で女性という設定。

実は、以前似たような小説を読んだ。それは、高殿円の『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』(ハヤカワ文庫)。

2016年に読んだ本ベスト10
例年、年末は雪の心配がほとんどない南(夫の実家)を目指すのだけれど、今年は夫の提案で東(私の実家)に向かうことになった。そのことを知らせると母は張り切って早くから献立を考えているようだ。一方の...

 

ちなみに、最初は海外ドラマ『SHERLOCK』にハマって、アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒険』(深町眞理子訳/創元推理文庫)を読んで、百合とシャーロック・ホームズの両方が楽しめそうということで『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』を読んだという流れ。

『ミス・シャーロック』は、もともとドラマの評判が百合っぽいということでノベライズを読むことにしたのだけど、確かにほんのりとした百合っぽさを感じた。

 

和都のシャーロックへの第一印象。

流れるように整えられた、アシンメトリーのショートカット。長い手指と脚。鼻筋はしっかりと通り、その黒々とした目つきも、どこか鋭い猛禽類のような印象を与える。迷いのない動きが、まったくもって非の打ち所のない肉体の造形のすべてが———和都の心を捉えていた。神が作り出した完璧なるもの。幾何学的に、数学的に、ひとつの歪みもなく完成された存在。

 

シャーロックの兄からシャーロックとのルームシェアを勧められる和都。

「シャーロックをお願いします、和都さん」

和都は正面に視線を戻す。怖いほどに整った顔がすぐ間近にある。長く、長く感じられる間のあと、その口元が生意気そうに歪み、細い手が和都の指をしっかりと握った。

「好きにすれば?私といること、必ず後悔させてあげる」

シャーロックは和都の手を取ったままで、すたすたと歩き出す。転びそうになりながらも、和都は必死でその歩みに歩調を合わせた。

 

そして、同居人となった和都とシャーロック。人から友達かと言われると「友達じゃない」と即座に否定する。けれど事件が起きる度、行動を共にするうちに二人の絆は強くなっていく。

ツンツンのシャーロックが最後に和都に「私の友達」と言ったところで泣きました。和都役の貫地谷しほりさん結構好きだし、ドラマも観たいなあ。

 

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