買った本

読書日記

父に(江國香織『すみれの花の砂糖づけ』)

江國香織の『すみれの花の砂糖づけ』を読み返したら、以前読んだ時には特別感じることのなかった「父に」という詩に思わず涙してしまった。
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江國香織『ホリー・ガーデン』久しぶりに読み返してみたらよかった

江國香織の『ホリー・ガーデン』を読んだ。もう何度目かの再読。久しぶりに読んだ『落下する夕方』が前に読んだ時よりもよかったものだから、じゃあ『ホリー・ガーデン』も読んでみるかと思って読んだら、これがまた前よりもよかった。
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しずるさんシリーズの新刊はまだですか?

ずっと新刊が出るのを待っているシリーズ作品がある。上遠野浩平のしずるさんシリーズだ。 百合にじわじわとハマりだした頃にどうやら百合風味のミステリー小説があるらしいというのを知った。それが、しずるさんシ...
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ウエストウイング

8月も終わるというのに相変わらず暑い。もしかして夏はこれからが本番でまだまだ暑くなるんじゃないかと疑いたくなる。 津村記久子の『ウエストウイング』(朝日文庫)を読んだ。 以前から取り壊しの噂がある古い...
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幕末の青嵐

最近はあまり読んでいないけれど、一時期、時代小説や歴史小説にはまっていた。そんな時に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新選組に興味を持ち、同じく司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み、浅田次郎の『壬生義士...
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古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』主人公は地方競馬の女性騎手

古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』を読んだ。競馬小説やエッセイが好きな私が文庫化を待ちに待っていた作品だ。主人公・瑞穂は新人の女性騎手。ただし、中央競馬ではなく地方競馬の騎手だ。
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ねこ、ネコ、猫

好きな作家の一人である佐藤正午さんが『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した。直木賞効果なのか佐藤正午さんの本が売れているようで、アマゾンではそのほとんどが発送に数週間かかる状態になっている。その...
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春の庭

6月も終わりに近づいたところでようやく梅雨らしい雨の日が続いている。じめじめとした湿気にはうんざりするけれど、これでダムの貯水率が上がればと思う。 晴耕雨読というわけではないけど読書がはかどった。柴崎...
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犬と猫

犬派か猫派か、なんて話になることがあるけれど、私はどっちも好きだ。子供の頃から動物が好きで、犬を飼ったこともあるし、猫を飼ったこともある。インコもハムスターも飼ったことがある。いつか、また動物と一緒に...
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牛乳を噛んで飲むだなんて

最近の読書ペースはのんびりしていて、ちょっとずつ、それこそ1日1エッセイくらいのペースで読んでいた堀江敏幸の『バン・マリーへの手紙』(中公文庫)をようやく読み終えた。 エッセイ集『バン・マリーへの手紙...
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